【第48号】一瞬が永遠になる意思決定

こんにちは。

人は1日に約35,000回の意思決定をしていると言われています。

 

もちろん個人差はありますが、上限回数を超えると、冷静な判断が出来なくなり、欲望に支配され易くなるとされてます。この状態を決断疲れと言われます。

 

無性にイライラしたり、暴飲暴食に走ったり、衝動買いしてしまったり…

 

決断疲れしないように、どうでもよいことは、変なこだわりを持たず、ルーティーン化(マニュアル化・手順化)したり、人に合わせてしまったほうが、決定回数を減らしたり、意思決定資源を温存できそうですね。

 

しかし、一瞬が永遠になるような、その時の決断が長期に渡って人生に影響を及ぼすような意思決定は、良く見極めてください!!

決断疲れしてたら、その場を離れるか、態度を保留にしてください。

 

具体的に言うと、

・契約書の取り交わし

→数分のサインが数年に渡り影響を及ぼし続けることになります。

 

・パワーバランスを決めかねない人間関係上のやり取り(態度や発言)

→安易にマウンティングを受け入れると、あなたの権威や発言力が低下する恐れがあります。

 

・全体の印象を決定付ける仕事上の細部

→仕事の質=あなたの評価に繋がります。大事な細部は決して手を抜かないように。

 

・身につけている習慣 

→毎日の習慣が人生の質や仕事の成果を決めてしまいます。惰性に流されず、瞬間の気付きや閃きを大切にして、常に微調整や微修正を加えて改善していきましょう。

 

できれば大事な決断は認知資源がフルに近い午前中が良いそうですよ。

昼寝する方なら、起きた直後も良いと思います。夕食後リラックスしている時間だってアリだと思います。

 

ではまた。