【第73号】わかってもらわなくていい
自分の意見や信念を周りに分かってもらいたいという気持ち(承認欲求)は誰にでもあると思いますが、結構危ないベクトルだったりします。
承認欲求というやつは厄介で、5大欲求と言われるだけあって、強すぎる承認欲求は、確実に心の平常心を失います。
議論や説得は、利益のためなら一生懸命やりますが、利害関係のない人たちとやっても、不毛だったりすることが多い気がします。
何度か言って分かり合うことがなければ、決定的に意見が異なるということです。
お互いの心の平和の為にも、必要以上に関わらないまたは、無関心になることが最善の対処法ではないでしょうか。
心理学の実験に、感覚遮断実験というものがあるそうです。音や匂いなど全ての刺激を絶たれた人間は、恐怖を覚え平常心ではいられなくなるそうです。
無視は周りの目もあるし、余計なトラブルになる恐れもありますが、無関心ならリスクも少なく効果もあります。
必要な会話だけして、あとは話しかけない・聞かないだけでOKです。
但し嫌いだからといって、怒りや憎しみを増幅させることは止めておきましょう。何故なら貴重なエネルギーを無駄遣いするからです。代わりに憐れみや慈しみの心を育ててみらた良いと思います。
【まとめ】
▶1人でもわかってもらえたら十分、周りにわかってもらわなくても何も困らない
▶嫌いな人には無関心を示す
ではでは。